2010年9月6日月曜日

BPOS Hosted BlackBerryの注意点とセキュリティポリシー

BPOSのHosted BlackBerryサービスを使用する時に重要な注意点があります。

Hosted BlackBerryサービスではブラウザの使用が出来ません。

Hosted BlackBerryのサービスは2種類の固定のセキュリティポリシーの何れかを選択するのですが、どちらを選んでもWifi以外のブラウザは使用出来ません。

証拠が下記の画面。ブラウザの設定には「HotSpot Browser」(WiFi専用ブラウザ)しか表示されません。

Capture18_18_29.png

これでは、使い物にならないと思ったのですが回避方法があります。BlackBerryの契約をBIS+BESのデュアル契約にして下さい。こうする事でBIS契約のブラウザが使用出来るようになります。BESの場合全てのトラフィックがBESを通ることになりますので、大規模なホスティングサービスではブラウジングを禁止するのは理解できる気がしますが、仕組みをよく知らないと焦るポイントです。Microsoftのページではこの辺りをきちんとアナウンスする必要があると思います。

さて、Hosted BlackBerryが選択出来るセキュリティポリシーですが以下の2種類です。大まかに内容を説明します。あまりユーザーに関係ない部分は省略してあります。

1)Default No-Password-required policy

・パスワード不要

・ブラウザ禁止

・PINメッセージ禁止

・SMS禁止 

2)Password-required policy

・パスワード必須

・ユーザーがパスワードを無効に出来ない

・パスワード期限無期限

・パスワードの最低長4桁

・ブラウザ禁止

・スクリーンロックまでの最大時間15分

・パスワードを間違えて良い回数5回

・PINメッセージ禁止

・SMS禁止

企業用途でパスワード無しを選ぶことは無いと思いますので、実質的に選べるポリシーは後者の1種類になります。尚、この内容のカスタマイズは出来ません。

3 件のコメント:

  1. BPOSでBlackBerry端末を有効化するには、個人的にライセンスを追加できるのでしょうか?
    グループ会社全体でBPOSのライセンスが管理されているため、追加するのが手間がかかってしまい躊躇しております。

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  2. testさん、

    BPOSでBlackBerryを使には2つの方法があります。
    BIS接続とBESです。

    前者は管理者のライセンス追加作業なしに使用可能です。
    後者は管理者側で佐合が必ず必要です。メールの同期のみであればBISで使用する手もあると思います。

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  3. アドレス帳やスケジュールも同期が必要ですので、MSに相談してみます。

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